2009年12月20日 (16:44)

「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」見てきました。

深夜、車を飛ばして大泉のシネコンまで行ってきました。

24時30分からの上映でしたが、20人くらいいた客は、明らかに40代のオッサン達でした。

夫婦で来てる人たちも何組かいましたね。

以下、大きなネタバレはしませんが、先入観を持たずに鑑賞したい方は注意して下さい。



以前にも書きましたが、私にとってのヤマトは「さらば~」で終わって、

その後のヤマト映画は、イベントムービーとして楽しんで参りました。

「復活篇」も、その延長上にあって、ヤマトをアニメーションとして、

どう動かすかにのみ、興味があります。

今回も、単純にお祭りとして楽しむつもりでしたが、そうも行かなかったというのが、

「復活篇」の率直な感想です。



冒頭、例のスキャットが流れ、「無限に広がる大宇宙…」とナレーションが入り、

ちょっとワクワクしたし、見所のあるシーンもけっこうありました。

途中まではよかった。



問題は中盤、政治色の強い場面が出てきてからです。

ニュースで見たような市街戦が続いたり、自衛のために闘うの闘わないのと議論したり、

そういうネタふりすると、どうしても今の現実とリンクしてしまうじゃないか。

現実社会とリンクさせちゃったら、戦闘のアニメを、ヤマトを楽しむ為の免罪符が

なくなってしまうではないか。

「宇宙のロマン」「無限に広がる大宇宙」は、そのためのキーワードではなかったのか。

残念ながらその後の展開が、ツッコミ所満載で、もういろいろ考えちゃって、

作品を楽しむ事は出来ませんでした。

CGのヤマトも、湖川さんの絵も、肯定的に捕らえてたし、実際かなりのハイレベルだったと思うので、その点、残念です。

お気楽戦闘シーンアニメを作るわけには行かなかったという、大人達の心情も

理解できなくはないけど、ならば、説得力のある脚本で物語を楽しませてくれて、

その上で議論できるようにして欲しかった。

「さらば~」も、後々物議を醸したが、少なくとも作品には没頭できた。

あれは勧善懲悪物だったし、時代劇みたいなもんだったしなぁ。



とは言え、製作状況から想像すると、もっとトンデモ映画になるんじゃないかと危惧してたので、

その意味では、わりかし作品になってる。

う~ん、惜しいなぁ。もうちょっとなのになぁ。

Blu-ray、買わないなぁ。(気が早い)



ちなみに、劇中ではアクエリアスに沈んだヤマトを引き上げたという、明確なセリフはなく、

新造したとも解釈できる。

やっぱSF的に無理があると言う事で、ぼやかしたのかな。

私的にはその選択はオッケー。
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プロフィール

星里もちる

Author:星里もちる
ほしさともちる・漫画家
1961年生まれ・福岡県出身

●「やさしく!ぐーるぐる真紀」
 COMICリュウ連載中
●「光速シスター」
 コミックス全3巻発売中
●「ちゃんと描いてますからっ!」
 コミックス全4巻発売中
●「ハルコの晴れの日」
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●「夜のスニーカー」
 コミックス全1巻発売中

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